当社は、投資会社として、積極的に賃貸用マンションへの投資を行い、賃料収入や売却によるキャピタルゲインにより、収益基盤を強化してまいりましたが、投資会社としてさらなる飛躍をはかるため、不動産案件に加えまして、特別目的会社(SPC)を組成・活用して、多様でダイナミックな投資案件に取り組んでまいります。

当社は、投資会社として、これまでも大手商社などと提携し、ファンドも積極的に活用し、

・  ㈱キムラヤセレクトの再生、㈱ヤマダ電機への売却
・ 中国の大手金融グループCITICとの提携による㈱極楽湯の中国展開
・ 「ホテル日航茨木 大阪」の再生、MID 都市開発㈱(現・関電不動産開発㈱)への売却
・ 大阪府八尾市、松原市のスイミングスクールの再生、㈱ジェイエスエスへの売却

といった案件に取り組んでまいりました。

 当社には、不動産案件以外にも、様々な投資案件が持ち込まれ、あるいは、積極的に投資案件情報を収集しておりますが、当社が窓口となり、当社の他1~2社の出資によりSPCを組成し、また、デッドを調達し、厳格なリスクマネジメントのもと、資金効率とスケールメリットを発揮し、これらの案件に取り組み、投資案件の保有や運営から生じる売上利益、あるいはバイアウトによる売却益を、当社グループとして取り込んでまいります。

 2023年2月20日付「特別目的会社(SPC)を活用した不動産の取得並びに流動化に関するお知らせ」でご報告させて頂きましたとおり、当社は、SPCの活用について、金融機関との協議を行っておりますが、不動産案件以外の投資案件へのSPCの活用について、協議を進展させてまいりました。
                                     以 上