当社は、2023 年 5 月 12 日開催の取締役会において、2023 年 3 月 31 日を基準日として、資本剰余金を原資として、1 株当たり2 円 00 銭の剰余金の配当を行うことを決議いたしましたが、2023 年 6 月 2 日付開示資料「(開示事項の変更)資本剰余金を原資とする配当に関するお知らせ」にてお知らせしましたとおり、会社法で定める配当可能限度額を鑑み、2023 年 6 月 2 日開催の取締役会において 1 株当たり配当金を 1 円 50 銭に変更することを決議しておりました。
 ところが、2023 年 6 月 2 日の取締役会決議後、当社の監査法人が 2023 年3月期の分配可能額の精査を行う過程において、本件期末配当が会社法および会社計算規則により算定した分配可能額を超過するおそれがあることに気づき、当社に指摘があり、当社が確認した結果、2023 年 3 月期の会社法上の配当可能限度額が負であることが判明いたし、本日開催の取締役会において、2023年 3 月期の配当を無配とすることを決議いたしました。
 株主の皆様におかれましては、心からお詫び申し上げますとともに、謹んでお知らせ申し上げます。
                             記

2.理由及び対応
 2023 年 3 月期は、減損損失や投資有価証券評価損など、資産の評価減を行い、親会社株主に帰属そる当期純損失 66 百万円を計上いたしましたが、物件売却の売上利益等により、十分なキャッシュフローを確保いたしましたので、資本剰余金を原資といたしまして、配当を実施させて頂く所存でございました。
 しかしながら、当社の監査法人が 2023 年3月期の分配可能額の精査を行う過程において、本件期末配当が会社法および会社計算規則により算定した分配可能額を超過するおそれがあることに気づき、当社に指摘があり、当社が確認した結果、会社法で定める配当可能限度額が負であることが判明したため、2023 年 3 月期の配当は見合わせさせて頂くことといたしました。
 株主の皆様には、心からお詫び申し上げるとともに、今期年間 1 株当たり 2 円の配当できるよう努めてまいりますので、ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。
 また、代表取締役 髙﨑正年は、責任をとり、2023 年 6 月より 2023 年 11 月までの 6 か月間、取締役報酬を 20%減額いたしますので、あわせて、お知らせ申し上げます。
                                     以 上