IVホールディングス株式会社との業務提携に関するお知らせ

 当社は、本日、見守り型介護ロボットの開発と販売を行うIVホールディングス株式会社と、業務提携 契約を締結することを決定いたしましたのでお知らせいたします。

a.提携の理由

弊社は、平成 28 年 11 月にIVホールディングス株式会社に出資し、以後、同社は、社会問題となっ ている、1 人暮らしやお年寄りの生活を守るため、独自の見守り型介護ロボットを進化させてまいりま した。

現状、同社は、2017 年 7 月末に大手FM局グループと業務提携契約に正式に調印し、独自のデジタル ラジオ波を占有活用した在宅介護用見守りシステムを開発し、社会インフラとして、東証一部上場大手 電機メーカー系システム会社の全面バックアップのもと、各自治体を通じ、同システムの普及をはかっ ております。

この在宅介護用見守りシステムは、デジタルラジオ波を通じて、1 人暮らしやお年寄りの居宅に設置 する受信機と、見守り側を結ぶものです。災害情報、緊急速報、生活情報など、見守り側から居宅への 情報提供だけでなく、居宅から見守り側に対する双方向の情報発信により、在宅のお年寄りの異常をす ぐに感知し、対応することが可能なものであります。電話回線やインターネット回線でなく、占有のデ ジタルラジオ波を活用することにより、スピーディかつ正確な情報通信を行うことができます。

また、大手警備会社との連携により、サービスの拡充と普及の促進をはかるものであります。

今後、ますます高齢化社会が進展に伴い、ますます必要となってくる介護士及び看護師が不足する現 状、同社の見守り型介護ロボット及びシステムは必要不可欠なものとして、各自治体も喫緊の対応を迫 られております。

今般、当社は、IVホールディングス株式会社と提携し、当社のリソースを活用し、社会的に求めら れている、IVホールディングス株式会社の在宅介護用見守りシステムの普及をはかることとしたもの であります。

b.提携の内容等

当社は、同社のシステムの、医療団体や老人介護施設等に向けての販売営業促進に力を入れてまいり ます。

当社は、函館の介護施設の保有や、愛媛大学医学部附属病院にて、給食事業の現場責任者が愛媛県栄 養士会の副会長を兼ねるなど、患者様の病状や体調にあわせた病院食を提供する事業を通じ、深く医療 や介護に関わっており、医療や介護並びにその周辺にさまざまなパイプを有しており、これらのリソー スを活用し、IVホールディングス株式会社の在宅介護用見守りシステムの普及をはかってまいります。

c.提携の相手先の概要

d.今後の見通し

本件により、IVホールディングス株式会社の在宅介護用見守りシステムの販売を通じ、中長期的な 当社の業績に寄与するものと考えておりますが、現段階におきましては、当面の業績に与える影響は軽 微であると考えており、業績に重要な影響を与える事象が生じましたら、改めて開示させて頂きます。

(参考) 当期連結業績予想(平成 30 年 11 月 9 日公表分)及び前期連結実績

以上