当社は、本日付の取締役会決議に基づき、「心臓(ココロ)をミル」をテーマに、心臓病を早期発見するための医療機器や医療サービスを提供するヘルスケア企業「株式会社ココロミル」(以下、「ココロミル社」といいます。)に資本参加し、資本業務提携契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。
1.資本業務提携を行う理由
ココロミル社は、世の中から心臓病による突然死による不幸をなくそうと、2021 年11 月に代表取締役である林大貴氏が立ち上げた会社で、多くの人に手軽に、かつ、長時間の心電図検査を行って頂くよう、使い捨ての心電計(eklat)や、一般クリニックでも検査対応可能な心電計(kokologMD)を開発し、医療機器として、すでに厚生労働省の認可も受け、全国の医療機関等を通じ、提供されております。
販路といたしまして、グループで株主となっているマクニカホールディングスが販売代理店となっている他、製品のリリースからまもなく40 都道府県での医療機関への導入実績をもち、大手製薬会社等とタイアップして医師や一般の方向けの講演会等を通じて、地域医療の強化を推進しており、すでに安定的な供給体制を構築しております。
ココロミル社は、これらの医療機器とともに、在宅で長時間の心電図計測が可能なサービスとして開発した「ホーム心臓ドッグ」を武器に、国内での販売強化、さらには海外市場開拓のため、今般、資金調達を行うとともに、2028 年のIPOをターゲットとした積極的な成長戦略を打ち立てております。
当社は、投資会社として、ココロミル社の事業の社会的意義、また、将来性や成長性に注目するとともに、2026 年1 月26 日公表「(開示事項の経過)Life Innovation Holdings 株式会社の株式の取得(持分法適用関連会社化) に関するお知らせ」のとおり、グループ化を予定しているLife Innovation Holdings 株式会社(以下、「Life Innovation 社」といいます。)が、ココロミル社と取り組む業務提携にも注目し、ココロミル社と資本業務提携することを決定いたしました。
2.業務提携の内容
近年、犬・猫などのペットにおいても死因ランキング上位の、心疾患をはじめとする慢性疾患の早期発見・継続的な健康管理の重要性が高まっています。一方で、従来の動物向け心電図検査は、電極装着やリード線を用いる必要があり、動物や飼い主、獣医師にとって負担が大きく、日常的な検査が難しいという課題があります。
ココロミル社は、人向け医療で培ってきた在宅・長時間の心電図計測技術を動物医療分野へ応用し、「洋服を着せるだけで心電図を計測できる」動物向け心電図ウェアラブルの事業化を進めております。
動物が日常生活を送る中で自然に計測できること、家庭環境における継続的なモニタリングを可能にすることを重視し、心臓病の早期発見および健康管理の高度化を目指します。
ココロミル社は、動物向け心電図ウェアラブルの事業化にあたり、動物に衣類を着用させた状態で、生体情報を安定に計測するための複数の特許技術を取得しています。
これらの特許には、
①動物の動きや姿勢変化があっても電極位置がずれにくい衣類構造
②長時間着用を前提とした、動物の皮膚への負担を抑える素材・設計
③衣類と一体化した生体情報計測機構
といった要素が含まれており、家庭環境における継続的な心電図計測を可能にする技術基盤となっています。
これにより、動物向け心電図計測を一時的な検査ではなく、日常的な健康管理として成立させることを可能にします。
なお、人向け医療につきまして、ココロミル社は、在宅環境で取得した心電図等のバイタルデータを解析し、医療機関への受診・診療につなげる一連の仕組みに関する特許を取得しており、心臓病の早期発見と適切な医療介入を支える技術基盤を有しています。
Life Innovation 社は、当社との資本業務提携により、土にかえる「和紙」を使った繊維素材の生産・供給体制を整備いたしますが、世界的No.1 クラスのグローバルブランドも注目するココロミル社の和紙由来の繊維素材を、ペット向けの衣類として、ココロミル社と共同で動物向け心電図ウェアラブルの事業に取り組むことにより、商品としての、ブランド化や高付加価値化と強い販売ルートの確立をはかるものです。
当社は、2012 年7 月から医療系の研究開発型ベンチャー「株式会社アドメテック」への出資を行っており、株主として、同社が取り組む、熱でがんを治療する医療機器の研究開発をバックアップしております。
株式会社アドメテックも、農林水産省の認可を受け、ペット用のがんの治療機器の販売に取り組んでおりますが、多くの皆様にとって、ペットは家族の一員の一員であり、その命を守る医療サービスは、非常に大切なものであります。
2.資本提携の内容
2026 年2 月中旬、第三者割当の方法により、当社がココロミル社の普通株式を1 株当たり2,599 円で19,500 株(総額50,680 千円、第三者割当増資後の発行済株式数1,647,479 株の1.2%)を取得いたします。
3.資本業務提携をした相手先の概要

4.日程

5.今後の見通し
現状、本資本業務提携による2026 年10 月期の業績に対する影響は、軽微なものと考えておりますが、業績に重要な影響を及ぼすことが想定されることとなった場合、速やかに公表いたします。
以 上