2024 年9 月2 日並びに2024 年9 月9 日にお知らせいたしましたとおり、当社子会社で、
Nasdaq Baltic に上場するEstonian Japan Trading Company AS(以下、「EJTC社」とい
います。)は、投資事業として、エストニアの上場会社への投資に取り組んでおります。
各業種でエストニアを代表するNasdaq Baltic 上場会社数社に投資を行っておりますが、
再生可能エネルギーについても、将来性の高い事業分野として注目し、投資を行っておりま
す。
エストニアは、世界有数のオイルシェールの産地として知られており、2018 年には発電量
の76%をオイルシェールに依存しておりましたが、オイルシェールは環境負荷が大きいこと
から、2050 年までに排出量実質ゼロを達成することを掲げております。
EJTC社が投資している上場会社は、エストニアを拠点に、バルト海地域で、バイオマ
ス、風力など再生エネルギー分野の発電施設の開発、運営を行っており、エストニアで進め
られる大型の洋上風力発電プロジェクトにも取り組んでおり、また、フィンランドやポーラ
ンドといった隣国の市場開拓などにより、さらなる成長を見込んでおります。
さらに、EJTC社では、エストニアで小型の風力発電に取り組み、急成長しているベン
チャー企業から、日本への進出について相談を受けており、情報交換並びに情報収集を行っ
ております。
地球温暖化に対する国際的な具体的取組として、温室効果ガスの排出量に応じた金銭的な
負担を求める排出量取引制度は、EUでは2005 年に始まり、日本でも2026 年度に本格稼働
いたします。
EJTC社だけでなく、マーチャント・バンカーズ株式会社といたしましても、蓄電池を
含む再生可能エネルギー分野を、社会性や将来性、成長性の高い事業分野として注目し、積
極的に、企業や事業プロジェクトの情報収集を行い、投資を行ってまいります。
以 上