株式会社バイオジップコード(以下、「バイオジップコード社」といいます。)は、国立大学法人滋賀医科大学(以下、「滋賀医科大学」といいます。)との産学連携により、糖尿病を完治させる治療薬等の研究・開発を推進するため、2022年1月に、当社が設立いたしました。
 バイオジップコード社は、小島秀人氏他によります、糖尿病の治療法に関する2件の発明(2019年10月に国内特許出願。以下、「本件発明」といいます。)につきまして、滋賀医科大学から権利を譲受けております。
 本件発明は、バイオジップコード社の事業の根幹をなす発明であり、2020年10月に、下記のとおり、PCT(特許協力条約)に基づく国際出願を行っておりますが、今般、日本、米国、欧州、中国、オーストラリア、韓国への国内段階移行(国際出願について、権利取得を希望する国で審査を受けるために、国際出願を国際段階から権利取得を希望する国へ移行させる手続き)に入り、国内移行手続(翻訳文の提出を含む)が完了し、審査が開始したことをお知らせいたします。各国での審査が進むことで、事業のグローバル化に対応した権利化が期待できるものです。

   ・PCT/JP2020/039044 WO/2021/075535 異常幹細胞を標的とする糖尿病治療
   ・PCT/JP2020/039045 WO/2021/075536 幹細胞遊走剤を使用した糖尿病治療

 なお、本件により、当社の2023年3月期の業績に与える影響は現状ございませんが、重要な影響を与える事業が生じましたら、改めて開示させて頂きます。

以 上