当社グループのエストニア事業統括会社 株式会社バルティック・フィンテック・ ホールディングスとinterakt techsol OÜとの業務提携のお知らせ
当社子会社でエストニアでの事業統括会社である「株式会社バルティック・フィンテック・ホールディングス」(以下、 「BFH社」といいます。)は、エストニアで暗号資産交換所「bitbaazi」を運営するinterakt techsol OÜ(以下「interakt techsol社」といいます。)と業務提携し、暗号資産取引の活発化、新規暗号資産の紹介、暗号資産交換所の効率運営などを協働 して行うことを本日付で決定いたしましたので、お知らせいたします。
1.業務提携の理由と概要
BFH社について、当社のエストニアでの事業統括会社と位置づけ、ブロックチェーン技術を活用した金融サービス(フ ィンテック)に加えまして、グループとして、決済プラットフォーム事業など、電子立国として世界の最先端をゆくエスト ニアを起点にした事業を、ワールドワイドに展開しています。現在、エストニアにおきましては、暗号資産交換所 「ANGOO Fintech」で、
① 法定通貨(円、ドルやユーロなど)から仮想通貨への交換
② 仮想通貨から法定通貨への交換
③ 送金サービス(法定通貨も含む)
④ クレジットカードと連携した、「ANGOO Fintech」口座での、ショッピング等の代金の決済サービス(法定通貨も含む)
⑤ クレジットカードからの「ANGOO Fintech」口座への入金サービス
を行っております。
一方、interakt techsol社は、優れたブロックチェーン技術をバックグラウンドに、エストニアで暗号資産交換所「bitbaazi」 を運営しており、口座開設顧客数70,000人を抱え、22トークン、46ペアの交換及び相対取引を行っています。
「bitbaazi」は、投資対象としての暗号資産を取扱い、投資家からの売買手数料収入を志向するのではなく、決済手段やゲー ムでのコインとしての活用など、暗号資産の実用性や利便性に注目し、暗号資産の流通の促進を志向しており、暗号資産を活用 したさまざまな金融サービスや、暗号資産を活用した不動産売買や医療サービスの効率化を志向する当社グループとの提携によ る相乗効果が期待できることから、今般、業務提携することといたしました。
2.具体的な業務提携の内容
(1)当社が運営する「ANGOO Fintech」と、「bitbaazi」の顧客の相互紹介、API接続
(2)「ANGOO Fintech」で取扱っている米ドル連動型ステープルコイン「XUSB」、暗号資産「Z502」の決済手段としての活用並 びに流動性向上策の検討
(3)新規取扱いトークンの紹介
(4)上記以外の情報や運営リソースの共有による暗号資産交換所の効率運営策・コスト削減策や活発化策の検討
また、エストニアは、親日といわれており、エストニアにおける日本の不動産への需要を期待し、当社が株式会社 Interakt(本店:東京都渋谷区、代表取締役 塚本 愛乃)と共同開発する不動産プラットフォーム事業において、 「bitbaazi」との提携も模索してまいります。
3.BFH社の概要
4.interakt techsol社の概要
5.業務提携の日程
今回の取組みにより、2021 年 3 月期の業績に与える影響は軽微であると考えておりますが、重要な影響を与える事象 が生じましたら、改めて開示させて頂きます。 以 上